アウトソーシングとは?
給与計算業務のアウトソーシングサービスとは
BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は、自社の業務プロセスの一部を外部の専門企業に委託することを指します。
給与計算業務に「課題」や「新たに実現したいこと」があり、業務改善を考える場合、多くの企業で2つの選択肢があると考えます。
ひとつは、自社内のシステムの更新や、人員追加により解決する方法。もうひとつは、外部の専門企業へアウトソーシングして解決する方法です。どちらのやり方にもメリット・デメリットはつきものですが、アウトソーシングという手法は給与計算業務の幅広い課題に対応していることが特徴です。
内製化とアウトソーシングのメリット・デメリット
内製でのシステム構築/人員追加による社内リソース対応
メリット
- 従業員からすると問合せ先が自社社員のため安心感がある
- 現行と変わらない運用のため、慣れた運用を続けられる
デメリット
- システム保守及び仕様変更対応を自社でする必要がある
- M&Aなど急激な従業員増加の際に対応できない
- 自社リソースでBPRを実行するノウハウがない
- 給与計算担当者のスキル属人化による退職・休職時のリスク
外部専門企業へのアウトソーシング
メリット
- ベンダー側で構築済の高度なセキュリティ体制、内部統制効果、BCP機能を享受できる
- ベンダーのシステムを利用するため保守・法改正対応が不要
- 新たな人材確保が不要になり、業務継続性が担保される
- 課金体系によっては従業員規模にあわせたコストの変動費化が可能
デメリット
- 運用方式が変わるため導入時に従業員への説明が必要
- ベンダーによって受託業務範囲が異なるため、
導入の際に実績や導入後の業務イメージを比較検討し自社に合ったベンダーを探す必要がある。
アウトソーシングするのに適した企業とは
上記のように、アウトソーシングをする場合にもメリット・デメリットはあります。しかし、人材に関わる環境が大きく変化し、労働環境も大きく変わっています。昨今、専門性が求められる業務をプロに委託するということは、効率化や将来の成長に向けて課題のある企業にとって、そのメリットの方が大きく感じられるはずです。
下記のような課題をお持ちの企業は、是非、ペイロールのフルスコープ型アウトソーシングをご検討ください。現在の給与計算業務を分析し、アウトソーシングした場合の効果をご提案させていただきます。
●業務効率化にかかわる課題
・独自ルールを標準化し、効率化を図りたい
・業務の属人化や、計算ミスなどの非効率をなくしたい
・内部統制やセキュリティに関わる工数とコストを低減したい
●将来に向けて実現したいこと
・人事部門の定型業務を減らし、人事戦略などコア業務に注力する時間を作りたい
・従業員の増加など、組織の成長に合わせた仕組みを構築したい
・法改正など、制度の変更に柔軟に対応できる体制を築きたい